アウルボーイの日記

カシワギマサルを主人公に、武道場の建設経過を書いて来ました。

地球の生い立ち-8(沈み込み型プレート)

プレートの仕組み

地球の陸地14889万平方km(29.3%)、海洋36106万平方km(70.8%)の比率だそうです。3:7ですね。

どなたが計算したのか分かりませんが、精度の高い数字だそうです。

この陸地と海洋地殻を、プレートが囲っています

下の地球の画像で見ると、地球の表面はかなり薄く見えますが地殻部分は、約30Km~60Km。海洋部分は薄くて5Km~7Kmの厚さだそうです。

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この地球の内部は見た通り、芯部分まで6,370Kmで成分は「Fe鉄」と「Niニッケル」で5,000℃~6,000℃ぐらいの固体の状態だそうです。(内部気圧360GPaです)

上部マントルは1,000℃で下部マントルは2,000℃の温度だそうです、マントルの対流は一年間で8Cm~10Cmで、ハワイ島がお隣さんに成るのは1億年位先だそうです。

 

海嶺と海溝

海低の中央部には、高さ2Km~3Km、長さが数千Kmの海底山脈があり、海嶺と言っています。海嶺部分は海洋地殻に亀裂が入りマントル対流の上昇で、玄武岩質のマグマが海洋地殻を補強、プレートと一体化し海嶺も増強されています。

 

プレートはマントルの対流運動で移動し、海溝に遭遇すると潜り込み、海溝はさらに深くなるようです。

大陸プレートと海洋プレートが衝突すると、比重の重い海洋プレートが大陸プレートの下に潜りこみ、この沈み込みによって引きずり込まれた上部プレートが反発することで地震が発生する。

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大陸プレートと衝突し摩擦運動でマグマ発生、大陸の火山とリンク

超大陸の乖離融合

原始地球時代に出来た陸地に、生物の形骸(菌の形)が残留岩石に残って居ると言う学者が居ますが、19億年前の「ヌーナ大陸」は現存するグリーンランドやアメリカ大陸の主要部分となり、スカンジナビア半島を中心にしたヨーロッパ大陸の一部が含まれているそうです。

 

地球の誕生時のマグマの塊の名残りか、核心(コア)は溶鉱炉並みに煮えたぎっている様ですから、マントルもそれなりに活動的?に密やかに対流して居ます。

巻き添えになった「地殻」もマントルに乗って、行を共にし、当てもない旅をしています、見た目は頑丈な岩盤地殻もマントルの対流運動で、現存する全ての大陸が離合集散で、動いています。

 

4重衝突の日本列島

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日本列島周辺は、4個のプレートがせめぎ合い、いずれもユーラシアプレートの下に潜りこんでいます

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大平洋プレートは日本海溝の(深さ8Km)下に潜りこんでいます。その先は北米プレートとフィリピン海プレートですが、後ろに控えているのがユーラシアプレートで境目は常時鬩(せめぎ)あって、そのストレスで地震が発生します。

*海溝は深さ6.000M以上を言い、細長い海底盆地はトラフと言い6.000M以下を表している

フィリピン海プレートは、西日本列島ユーラシャプレートの端にあるトラフ(深さ4Kmの海溝)に潜っていますが、海底の堆積物等がストレスになっている様です。

 

我が国は細長い列島で、「地震国」などと嬉しくない名称ですが、偶々ユーラシアプレートと北米プレートのに乗っているため揺れますね。

 

次回は、プレートが潜り込まない場合、どうなるか考えてみましょう(^^♪

 

【参考資料】

日本列島周辺のプレート:http://www5d.biglobe.ne.jp/~miraikai/nihonnopureito.htm

(社団法人)全国地質調査業協会連合会www.zenchiren.or.jp

Kaoru GreenEmerald:https://www.youtube.com/watch?v=-mKu5dIns4c

東京薬科大学:https://www.toyaku.ac.jp

銀河系(NASA): https://www.eso.org/public/images/eso1339e/

国立天文台:https://www.nao.ac.jp/gallery/weekly

東大-理学系研究科 理学部:https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400031452.jpg

Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/

JAXA:宇宙航空開発機構:http://JAXA|宇宙航空研究開発機構 

Rekisiru:https://rekisiru.com/6396

生命を宿す地球の総合科学::https://www.gcoe-earths.org/ishigaki2010

宇宙の科学:https://www.s-yamaga.jp/nanimono/uchu/wakusei-01.htm