アウルボーイの日記

カシワギマサルを主人公に、武道場の建設経過を書いて来ました。

地球の生い立ち-9(衝突型プレート移動)

プレートと海底火山の合わせ技

日本周辺にも衝突型の、プレート移動がありました。

先ず身近な伊豆半島や丹沢山地は、小笠原諸島より南の海底火山が移動し、南海トラフと相模トラフに沈んで出来たようです。
南海トラフはユーラシアプレーに沿って、あったのかも知れませんね?

 

フィリピン海プレートの沈み込みで、プレートに載っている伊豆諸島の巨大な海底火山群が列島の表面と衝突して、列島が変容、火山が無かった部分に「火山列島に生まれ変った」と思うほど火山が出来た。

初期の列島は、直線的な島だったのかも知れませんね!

フィリピン海プレート

f:id:owlboy2:20220221170902p:plain

「フィリピン海プレート」上の海底火山群は、活動が激しく噴出物(溶岩)が多く3~4000メートルの火山が連続して有るそうです。

海底火山が次々に衝突すると、列島は圧縮され地盤が盛り上がり、神奈川県の北西部に広がり尾根と谷が急峻な地形となった丹沢山地は、伊豆諸島の衝突が原因で激しく隆起が続いています。

「沈み込み」と「衝突」運動によって、伊豆諸島が本州の付け根に潜り地殻部分でトラフを潰し相模湾側に続いているトラフは相模トラフとなって現存して居ます。

 

トラフは海溝より少し浅い、4000メートル以内の海底の溝で列島近くに深い海が有るのは、地球的に見ても珍しい様です。

 

一説によると、一億数千万年地球創成期(白亜紀)地球のど真ん中で、超大陸のゴンドワナ大陸が分裂したころ、ユーラシャプレート(アジア大陸)の端っこの東縁部で、プレート沈み込み帯があった。

その東側に南部フォッサマグナがあり「フィリピン海プレート」の北上も連動して、アジア大陸から分離したばかりの「原始列島」は、東と西にフォサマグナの断層部は当初は5~600メートルの幅で切れていたようで、あっちこっち傷だらけの「初期列島」は健気に頑張って来たようです。

プレートは、一年間に5Cm~10Cm位の動きですが、時間は1000万年とか5000万年単位ですから、小笠原が約1000Kmで硫黄島は1250Kmだそうですが粛々と移動して居ます。

 

f:id:owlboy2:20220213172631p:plain

複雑なプレートの衝突現場は、少しも油断なく目を離せないところです。

 

【資料参考】

 伊豆半島が世界ジオパークに認定:https://news.yahoo.co.jp/byline/tatsumiyoshiyuki/20180418-00084120

伊豆半島ジオパーク:https://izugeopark.org/maps/category-b01/

神奈川県自然環境保全センター:https://www.agri-kanagawa.jp/web_taisho/sanchi/sanchi_2.html

日本列島周辺のプレート:http://www5d.biglobe.ne.jp/~miraikai/nihonnopureito.htm

(社団法人)全国地質調査業協会連合会www.zenchiren.or.jp

Kaoru GreenEmerald:https://www.youtube.com/watch?v=-mKu5dIns4c

東京薬科大学:https://www.toyaku.ac.jp

銀河系(NASA): https://www.eso.org/public/images/eso1339e/

国立天文台:https://www.nao.ac.jp/gallery/weekly

東大-理学系研究科 理学部https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400031452.jpg

Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/

JAXA:宇宙航空開発機構http://JAXA|宇宙航空研究開発機構 

Rekisiru:https://rekisiru.com/6396

生命を宿す地球の総合科学:https://www.gcoe-earths.org/ishigaki2010

宇宙の科学:https://www.s-yamaga.jp/nanimono/uchu/wakusei-01.htm