アウルボーイの日記

カシワギマサルを主人公に、武道場の建設経過を書いて来ました。

地球の生い立ち-11(伊豆半島もヒマラヤも)

プレートの正面衝突

地殻プレートの移動は、予期できない事態になる。

伊豆諸島のプレート移動は、南海トラフがあってプレートの沈み込みがあったが、プレートの上部に巨大な海底活火山が活動していたため、受けての相模と駿河の平坦地はデコボコの山地が誕生した。

現在も(8Cm/年)の速さで、列島の下に潜りこんでいますが、大島、三宅島など活火山が続いて居ますからは要注意ですね。

1000年後くらいには、現実味が出てくるのでしょうか?

 

一方、ゴンドワナ大陸から分裂し、南半球に出来た「インド大陸」は一部がオーストラリア大陸とマダガスカルから別れ、海洋プレートではなく身軽な「地殻構造プレート」になった。

移動速度が速くなり、20Cm/年と周りのプレートの倍近い速さで移動し、アジア大陸に衝突したと伝えられている。

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インド大陸は約7000万年前に南半球から3000Kmを20Cm/年のスピードで移動したんですね

何故そのような現象が発生したのかと検証してみると「インド大陸」はゴンドワナ大陸から分裂派生する時、プレート(海洋地殻とマントル)の厚さが半分ほどになったそうです。

ゴンドワナ大陸がヒマラヤを造る

インド平原とネパール間で起こったユーラシア大陸との衝突で、元の地殻が盛り上がるようにしてチベット高原とヒマラヤ山脈が形成されたようです。

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プレート同士の衝突が地球唯一の名峰に育ちました(^^♪

「インド大陸」はユーラシャ大陸と衝突しても、なおも北上を止めず、やがてユーラシャ大陸を持ち上げながらその下に潜り込み、二段重ねの地殻を作り上げています。

エベレストは今も成長している

当初、かっては南太平洋の海底で地球誕生時から堆積して居た堆積岩は、ユーラシア大陸に挟み込まれ陸上に隆起します。

時間の経過でエベレストも長い年月(5~6000万年) 風雨と寒暖の洗礼で、厳然で秀麗な山姿に生まれ変り、アジアの地から世界を睥睨して居ます(^^♪

インド大陸とユーラシャ大陸の境界は巨大な衝上断層ですが、5000万年に及ぶ衝突の結果、最初の衝突境界は断層としての活動は終わっており、新たな衝上断層が衝突したインド大陸に出来て居るそうです。

 

現在、インド大陸はかって存在していた海の堆積物の下に潜りこみ続けている為、化石を含んだ堆積岩は重量が軽く浮力になってエベレストの山頂にまで隆起したようです。

現在、ユーラシアプレートは2Cm/年の速度で移動しています。

それに比べ、インドプレートは北東に向けて5Cm/年の速度で進んでいる為、ユーラシアプレートは歪み、インドプレートは4mm/年ほど圧縮されている様です。

ヒマラヤも時間と共に成長し、立ち位置も少しづつ変化しています!

【資料参考】

世界の地質:ttps://finding-geo.info/world/Himaraya.html

 伊豆半島が世界ジオパークに認定:https://news.yahoo.co.jp/byline/tatsumiyoshiyuki/20180418-00084120

伊豆半島ジオパーク:https://izugeopark.org/maps/category-b01/

神奈川県自然環境保全センター:https://www.agri-kanagawa.jp/web_taisho/sanchi/sanchi_2.html

日本列島周辺のプレート:http://www5d.biglobe.ne.jp/~miraikai/nihonnopureito.htm

(社団法人)全国地質調査業協会連合会www.zenchiren.or.jp

Kaoru GreenEmerald:https://www.youtube.com/watch?v=-mKu5dIns4c

東京薬科大学:https://www.toyaku.ac.jp

銀河系(NASA): https://www.eso.org/public/images/eso1339e/

国立天文台:https://www.nao.ac.jp/gallery/weekly

東大-理学系研究科 理学部https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400031452.jpg

Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/

JAXA:宇宙航空開発機構http://JAXA|宇宙航空研究開発機構 

Rekisiru:https://rekisiru.com/6396

生命を宿す地球の総合科学:https://www.gcoe-earths.org/ishigaki2010

宇宙の科学:https://www.s-yamaga.jp/nanimono/uchu/wakusei-01.htm